ホテルや旅館などの宿泊施設を利用される皆様、施設で提供される「アメニティ」は持ち帰りますか?SDGsの観点からリユースすることができるアメニティや、その再利用方法を詳しく解説するとともに、賛否が分かれることが多い「フェイスタオル」について施設ごとの持ち帰り可否の見分け方を徹底調査いたしました!
宿泊施設でフェイスタオルは持ち帰っていいの?見分け方と施設別のポイント解説
旅行や出張で宿泊した際、部屋に用意されているフェイスタオル。「これ、持ち帰ってもいいのかな?」と迷った経験はありませんか?実は、宿泊施設によってタオルの扱い方は異なり、持ち帰ってもよいタオルとそうでないものがあります。
今回は、フェイスタオルの持ち帰りOK/NGの見分け方を、ホテル・旅館・温泉施設の3つのタイプ別にご紹介します。
基本ルール:タオルは原則「備品」扱い
多くの宿泊施設では、タオルは“滞在中に使用する備品”とされており、原則として持ち帰りはNGです。ただし、以下のようなケースでは持ち帰りがOKな場合もあります。
では、施設ごとの事例を見ていきましょう。

基本的に、持ち帰り可能なフェイスタオルは新品が前提です。新品でないものは使いまわし=備品であるので持ち帰りは不可となります。
ホテルの場合:刺繍入りタオルや厚手のものはNGが基本

ビジネスホテルやシティホテルでは、タオルにホテルのロゴが刺繍されていることがあります。これらは繰り返し洗濯して再利用する備品のため、持ち帰りはNGです。
持ち帰りOKなケース
- 無地または施設ロゴプリントの薄手フェイスタオル
- フロント横などで販売されているお土産用タオル
- アメニティセットに入っている薄手のフェイスタオル
- 個包装の新品
見分け方のポイント
- 新品のものか、クリーニングに出されているものか触り心地や匂いで確認
- カラー、柄が入っているもの、刺繍入りなどオリジナルデザインのものは大体NG
- 宿泊約款や館内の案内表示に“持ち帰り不可”の記載がないか確認
- 匁数の確認(粗品でよくあるような薄手のものだと持ち帰り可能な場合がある)
- スタッフに確認するのが確実!
旅館の場合:アメニティとおもてなしの差に注目

旅館では「おもてなし」の一環として、フェイスタオルをお土産代わりに持ち帰れる場合が他の施設と比較して多くあります。

外湯めぐりなどでも使えるのでありがたいですね!
持ち帰りOKな事例
- 旅館名がプリントされた薄手のフェイスタオル
- 浴衣とセットで部屋に置かれている薄手のタオル
- 「記念にお持ち帰りください」と明記されている
- アメニティセットに入っている薄手のフェイスタオル
- 個包装の新品
NGのケース
- バスタオルや厚手のフェイスタオル
- カラー、柄が入っているもの、刺繍入りなどオリジナルデザインのもの
- 大浴場にタオル回収のスペースがある
見分け方のポイント
- 薄手でロゴプリント入り+個包装ならOKの可能性高め
- 新品のものか、クリーニングに出されているものか触り心地や匂いで確認
- スタッフに確認するのが確実!
温泉施設の場合:販売タオルと貸出タオルに注意

日帰り温泉やスーパー銭湯では、入館料にタオルが含まれていることもあれば、別売りになっていることもあります。
持ち帰りOKなケース
- 受付で販売されている「ロゴ入りタオル」や手ぬぐいなど(レンタルを除く)
- 入館時にもらう新品の薄手フェイスタオル
NGのケース
- 浴場で貸し出される厚手のタオルやバスタオル
- カラー、柄が入っているもの、刺繍入りなどオリジナルデザインのもの
- 明らかに洗濯済みのリネン類
見分け方のポイント
- 「ご自由にお持ち帰りください」の案内があるか
- 「タオルは入館料に含まれています」の記載があるか(レンタルを除く)
- 購入・販売されているものは基本OK
- スタッフに確認するのが確実!
持ち帰り可能な場合が多いフェイスタオルの匁数
SDGsの観点からも「使い捨てタオルの再利用」を推奨
近年、多くの宿泊施設がSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みとして、エコアメニティへの見直しやごみ削減に力を入れています。その一環として、「使い捨てフェイスタオル」は使い終わったら捨てるのではなく、持ち帰って自宅で再利用することが推奨されています。
ゲストにとっても嬉しいメリット
実は、タオルの再利用は環境に優しいだけでなく、ゲストにも嬉しいメリットがたくさんあります。
- 旅行の思い出に:旅館やホテル名入りのタオルは、ちょっとしたお土産代わりにも。
- 実用性が高い:自宅や車、職場に置いておけば、ちょっとした手拭きや掃除用に便利。
- 荷物の保護に:旅行カバンの中でお土産などの割れ物保護、化粧品などの漏れ対策として使うのもおすすめ。
- エコへの参加実感:再利用することで、自分も環境配慮に貢献している実感が得られます。
1枚のタオルを最後まで使い切ることは、無駄な廃棄物を減らし、資源の有効活用にもつながります。
宿泊時に配られるフェイスタオルが持ち帰り可能であれば、ぜひ旅の思い出と一緒に、「エコなアクション」もお持ち帰りください。
宿泊時に配られるタオルが「お持ち帰りOK」のものであれば、旅の思い出+エコな暮らしを持ち帰るチャンスです。以下、具体的な再利用方法や使用回数について解説していきます。
アメニティの再利用方法と使用回数の検証結果


ホテルや旅館、銭湯などの温泉施設で持ち帰り可能な使い捨てフェイスタオルの見分け方や、SDGsの観点からタオルを持ち帰り再利用することのメリットをお伝えしました。当店が独自に行ったアンケートの結果、84.6%もの人がホテルアメニティを持ち帰ったことがあるとの結果に。そこで集めた回答より、フェイスタオルを始めとした様々なアメニティのおすすめ再利用方法と、再利用時の検証結果についてまとめていきます。

再利用のアイディアについては主にゲストアンケ―トより、検証については当店スタッフが実際に使用検証を行いました!
フェイスタオル

年に2回以上ホテルや旅館などの宿泊施設を利用する層にアンケートを行い、フェイスタオルの再利用方法についてアイディアを募りました。
フェイスタオルの再利用方法アイディア
フェイスタオルの検証結果
使い捨てでよくみられる140~180匁のコットン製フェイスタオルは実は平均して50回以上の洗濯に耐えることが確認されています。

使い捨てフェイスタオルは通常のタオルと同様の洗濯方法(洗濯乾燥機利用、液体洗剤・柔軟剤使用、洗濯ネット使用なし、漂白剤使用なし)でも吸水力が落ちず、ほつれや匂いなども出ず1か月以上使い続けることが出来ました。

多少のほつれなど気にしないのであれば、50回以上の使用も可能。手拭きや銭湯などで複数回利用後、生地が傷んだ場合は雑巾などの掃除用具として使用するのがおすすめです。
検証に使用した160匁(340×860mm)フェイスタオル 白無地 ポリ袋入り 300枚

綿100%ベトナム産160匁平地付きフェイスタオル。ポリ袋に1枚ずつ個包装されておりとっても衛生的。
薄手で乾きやすいので入浴時や掃除用におすすめです。
宿泊・浴場・病院等、あらゆる施設に欠かせないアイテムをお求めやすい価格でご提供いたします!
使い捨てスリッパ

ホテルや夜行バス、不動産などでよく配布されるアメニティ用の使い捨てスリッパは、未使用・使用済み問わず、持ち帰った後もさまざまな用途で活用できます。
使い捨てスリッパの再利用方法アイディア
収納巾着付きソフトスリッパ ブラウン

ふわふわした素材と歩きやすいソールで、履き心地の良さを実現した高級感のあるスリッパです。
■タオル地のようなふんわりとした生地で、素足でも心地良い肌触り。
■持ち運びに便利な不織布の巾着袋入りで衛生面も◎
■落ち着いたブラウンカラーでどんな施設にもマッチします
ヘアブラシ

アンケートでも再利用上位を獲得し、ほとんどの女性であれば、繰り返し使用しているヘアブラシ類のアメニティ。
ヘアーブラシの再利用方法アイディア
ヘアーブラシの検証結果

スリムブラシは比較的丈夫かつ使いやすく1年経った今でも問題なく使用できております。
ちなみに折り畳みタイプのヘアブラシは約100回折り畳み+展開を繰り返しても一切壊れたり緩くなったりはしませんでした。使い捨てとは思えない頑丈さです。

ヘアブラシ以外にも、ヘアクリップアメニティは普通に使っている限りは半永久的に使用可能でした。クシタイプ(ヘアコーム)は数か月ほどで欠けが見られました。
検証に使用した二つ折りスリムブラシ プレザントリーシリーズ【黒】

折りたたみのできる便利な二つ折りタイプのスリムブラシ!
コンパクトで持ち運びもかさばらずお持ち帰りにもぴったり。 シンプルなデザインと適度なサイズ感で女性・男性問わずお使いいただけます
今一度、アメニティの再利用を考えましょう

宿泊先で提供されるアメニティは必要な分だけを取り、再利用できるアメニティについては次回の旅行に持って行くなど、なるべくリユースを行いましょう。ゲストひとりひとりの心がけで、本来の意味での豊かな暮らしを持続していくことが出来ます。
私どもDCアメニティも、アメニティ販売会社としての責任をもって施設様やゲストの皆様にSDGsの周知と、地球環境に優しいアメニティの普及を進めてまいります。
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