コラム

再利用可能なアメニティの用途とお手入れ方法を解説!

コラム
  • 再利用することができる、エコでコスパの良いアメニティリスト
  • 施設内での再利用時のお手入れ方法や用途
  • ゲストが再利用するためによく持ち帰るアメニティをランキング形式で紹介
この記事を書いた人
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DCアメニティ

ホテルや旅館向けの各種アメニティ・ノベルティ・備品などを販売する、アメニティ商品専門通販サイト「DCアメニティ」です。当社は、従業員様の指揮向上、お客様の満足度アップの為「消費者への利用意思確認」「軽量化や代替素材への切り替え」「商品やサービスに見合ったサイズでの提供」を軸に環境に配慮した製品を提供することで、SDGsへ協力していきます。また、働く従業員様の負担減少という課題にも取り組んでいます。

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はじめに

ホテルや宿泊施設におけるアメニティは、ゲストの快適さを提供する重要な要素です。

しかし、コスト管理や環境への配慮が求められる中で、再利用可能なアメニティの導入はますます注目されています。この記事では、再利用可能なアメニティの一覧とその使用検証結果を紹介し、さらに手入れ方法を解説します。これにより、宿泊施設経営者や購買スタッフがコストパフォーマンスを最大限に活かしつつ、ゲストの満足度を維持するための導入の参考にしていただけます。

DCアメニティで取り扱い中の繰り返し使用可能なアメニティ一覧

DCアメニティで販売中の再利用可能なアメニティをリストアップしました。ぜひ参考にしてみて下さい。

タオル類(フェイスタオル、バスタオル)

タオルは基本的に繰り返し使用が可能であり、適切な手入れを行うことで長期間使用することができます。下記コットン製タオルはアメニティとして、販売用として、掃除用の業務用品として、当店でも売れ筋の人気商品です。

持ち帰り可能なタオルについてはアナウンスし、ゲストに持ち帰ってもらうだけでも環境にやさしい取り組みとなります。また、洗濯して掃除用や布巾として再利用している施設が多いようです。

ゆういちさん
ゆういちさん

アンケートの結果、フェイスタオルは持ち帰らない・持ち帰ってはいけないと思っているゲストが半数以上いました。お持ち帰りいただきたい場合は袋やPOPなどに「ご使用後はどうぞお持ち帰りください」と一言添えるなど工夫が必要ですね。

160匁(340×860mm)フェイスタオル 白無地 ポリ袋入り 300枚

綿100%ベトナム産160匁平地付きフェイスタオル。ポリ袋に1枚ずつ個包装されておりとっても衛生的。

薄手で乾きやすいので入浴時や掃除用におすすめです。

宿泊・浴場・病院等、あらゆる施設に欠かせないアイテムをお求めやすい価格でご提供いたします!

繰り返し使えるボトル(シャンプー、ボディソープなど)

プラスチック廃棄物を減らすために、紙パック系のシャンプー類を導入する施設が増えています。これらはゲストにも好評で、環境に配慮した宿泊施設であることをアピールできます。

プラスチックボトルの洗浄も不要で、いつでも清潔。詰め替えも簡単なので大浴場や貸し切り温泉、客室のバスルームやシャワールームにおすすめです。

HAJIMARI EASY+(ハジマリ イージープラス)シリーズ

従来のパウチに代わる新発想の紙容器で簡単&スピーディーな詰替が可能!

原料は石油由来ではなく紙。紙は、植林で増やせる再生産可能な資源です。従来のパウチ容器と比較して、樹脂使用量を約25~40%削減できます。

上を開けて、交換したら、下げておしまい。詰替えるのにかかっていた時間を約1/4に短縮します。

サウナハット

サウナハットとは、サウナ室でかぶる帽子で、頭部を高温や蒸気から守り、髪や頭皮のダメージを防ぐ効果があります。適切に洗濯することで繰り返し使用が可能です。

サウナハットの効果は次のとおりです。

  • のぼせ防止:サウナ室では頭部の温度が高くなり、のぼせやすくなりますが、サウナハットの断熱効果によりこれを防ぐことができます。
  • 髪や頭皮の保護:サウナの熱により頭皮が乾燥しやすくなり、熱によるダメージが懸念されますが、サウナハットをかぶることで頭皮の保湿を維持し、熱ダメージを軽減できます。
  • 発汗促進:頭部を覆うことで全身の発汗が促進され、デトックス効果が高まります。

サウナハットは、中世ヨーロッパが発祥で、特にドイツでは伝統的に使用されています。日本でもサウナブームをきっかけに、サウナーの間で注目を集めるようになりました。

サウナハットを選ぶ際は、素材やデザイン、持ち運びやすさを考慮しましょう。弊社取り扱いサウナハットは一般的なウールタイプです。

サウナハット

頭や髪を熱から守り、サウナやロウリュが苦手な方も安心して入浴できる海外発祥の便利なアイテムです。岩盤浴・サウナ利用者のリピート獲得に。

断熱性・保湿効果の高い、丈夫なウール素材を使用。男女ともに使いやすいシンプルなデザインです。

販売用としてもおすすめ!

ウール素材サウナハットの洗濯方法

1. バケツか風呂桶を用意し水と中性洗剤を入れる(合成洗剤を使用するとダメージ、縮みや型崩れに繋がります)

2. 優しく押し洗い(20回程)

3. 水を入れ替え泡がなくなるまですすぎを行う

4. タオルで水分を取る(型崩れしないよう優しく行う)

5. 陰干し・平干しで乾燥させる

入浴マット、サウナマット

座湯マットは、入浴施設やサウナでの快適な時間を提供し、繰り返し使用できる耐久性のある素材で作られています。お風呂場やサウナ以外にも、休憩スペースの座布団としてご利用いただけます。簡単お手入れで長く使用できる高コスパアイテムです。

スーパー銭湯、ホテルや旅館などの宿泊施設の大浴場、サウナやスパ、プール施設などにおすすめです。

座湯マット

旅館や温泉施設などのサウナや休憩スペースなどに。

軽く、適度な厚みでクッション性があり快適な座り心地のマットです。表・裏面とも水や汚れがしみ込みにくい構造で、お手入れが簡単です。

両面に抗菌剤を使用しており、衛生的に使用できます。

サウナマット(座湯マット)のお手入れ方法

使用後は水で洗い流し、風通しのよい場所で乾かします。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を用いてもOK!

その他アメニティ

その他にも、使い捨てと謳っていても繰り返し使用することが出来るアメニティは多くあります。

例:袖留め、ヘアーバンド、使い捨てイヤホン、ヘアーブラシ、etc…

袖留めや、ヘアーバンドなどの着用アイテムは、伸縮性のある素材が使用されており、各々の耐久性により数回の再使用が可能です。

ヘアーブラシアメニティは洗浄後、紫外線滅菌器などで消毒を行いましょう。

紫外線滅菌器とは

細菌やウイルスなどに数秒間照射するだけで効率的に殺菌でき、有害物質を生成する心配のない、人と環境に配慮した殺菌装置です。紫外線滅菌器は主に美容院やネイルサロン、スーパー銭湯などの公衆浴場、病院などで使用されています。

紫外線滅菌器の利用には以下のようなメリットがあります。

1.ほとんどの菌種に有効。

2.アメニティや備品の品質変化が少ない。

3.常温で殺菌できるのですぐ使用することが可能。

4.薬品と比較して二次汚染がなく、二次処理不要。

サロン用品やヘアーブラシをはじめとしたアメニティや備品を再利用する場合はUV滅菌を行いましょう。

再利用アメニティやリネンのお手入れ方法

多くのゲストが繰り返し利用されるアメニティや備品、リネンに対して不安や不満を持ちます。クレームに繋がらないよう、タオルやリネンについた毛髪や汚れはしっかりと確認し除去するようにしましょう。

タオルやリネンに髪の毛や汚れが付着する原因

タオルやリネンに髪の毛や汚れが付着する原因として以下が主な理由として考えられます。

・リネン会社から届いた時点で汚れが残ってしまっている。

・客室にセットする際に毛髪がついてしまう。

・ゲストが使用済みのタオルやアメニティを丁寧に元の場所に戻しており、未使用だと思い込む

タオルやリネン、アメニティのクレーム対策

時間的コストはかかりますが、タオルをセットする際に必ずすべて広げて毛髪や汚れが付着していないか確認するようにしましょう。置き場所にホコリや髪の毛、汚れがないかも要確認です。

リネンは、ベッド周辺やセット前の置き場所が清潔な状態かよく確認してからベッドメイクを行います。

毛髪や汚れなどの他にも、虫などが侵入しないように定期的に客室内の点検と防虫対策を行いましょう。

ゆういちさん
ゆういちさん

再利用にかかるコストや衛生面を重視したい場合は、個包装タイプの使い捨てアメニティがおすすめです。弊社で販売しているアメニティセットは、国内生産。袋詰め時に検品を同時に行っているため安心してご利用いただけます。

ゲストに人気の持ち帰り・再利用アメニティランキング

513件のアンケート結果を集計した所、「よく持ち帰るアメニティ」として以下のようなアメニティが上位にランクインしました。(複数回答可)ゲストの持ち帰り用途と合わせて解説いたします!

アメニティラインナップを考える際の参考にどうぞ。

1位 歯ブラシ

支持率49.2%!ほぼ半数が持ち帰ると回答したアメニティの大定番です。持参したとしても新品が余ったら持って帰るとの意見が多く集まりました。

歯ブラシの持ち帰り用途例

ゲスト
ゲスト

歯ブラシは、掃除するときに使います(髭剃りを掃除するときなど重宝するので)

ゲスト
ゲスト

会社、実家、友人宅などでの歯磨き用にストックしています。

ゲスト
ゲスト

来客用や防災バッグなどに備えておいてます。

2位 化粧品(クレンジング、洗顔、化粧水、乳液など)

支持率は歯ブラシに次いで33.4%。昨今メンズコスメアメニティも定番となり、男女ともに持ち帰る率の高い人気アメニティとなりました。ミニボトルや未開封パウチは再利用しないともったいない気分になりますよね。

化粧品の持ち帰り用途例

ゲスト
ゲスト

化粧品類は宿泊用ポーチに保管しておいて、次回の旅行や日帰り温泉使用時にもっていく。

ゲスト
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フルボトルを持って行ったり詰め替えて持って行くのも面倒なので、アメニティのミニボトルや個包装の化粧品は重宝している。

3位 飲食物(茶菓子やインスタント飲料など)

旅館などでよくみられる茶菓子やインスタント飲料、ペットボトル飲料などのサービスは昔ながらのおもてなしとして根強い支持があるようです。

飲食物の持ち帰り用途例

ゲスト
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茶菓子系は旅行中や帰り道など、小腹がすいたときにつまむ。

ゲスト
ゲスト

オリジナルパッケージやご当地の品だと簡単な手土産にもなるのでありがたくもらって帰ります。

4位 ヘアブラシ類

主に女性の支持率が高かったヘアブラシ、クシなどが4位にランクイン。筆者もよく使用するお気に入りアメニティのひとつです。

ヘアブラシ類の持ち帰り用途例

ゲスト
ゲスト

出先でないと困るので、アメニティのヘアブラシ、クシなどは全てのポーチに常備している。

ゲスト
ゲスト

自宅での毛染めやトリートメント使用時にちょうどいい目の粗さなので持って帰ります。気軽に捨てられるので便利。

5位 カミソリ

主に男性の支持率が高かった使い捨てカミソリが5位にランクイン。使い捨てタイプだと面倒な替え刃や手入れなどの必要もなくなるのでストックしておく人が多いようです。

カミソリの持ち帰り用途例

ゲスト
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カミソリ等は普段の無駄毛処理や来客用に。

ゲスト
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使い捨てカミソリは銭湯に持って行きます。

6位以下ランクインのアメニティ

以下、6位以下も含めたアンケート結果です。再利用のアイディアも多種多様な意見が寄せられましたので共有いたします。

ゲスト
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ヘアバンド、ヘアゴムはかさばらずいくらあっても困らないので持ち帰る。

ゲスト
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ボディタオルやボディスポンジは掃除に使いやすい。

ゲスト
ゲスト

持ち帰れるものはとりあえず一式非常袋に入れます。

ゲスト
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シャワーキャップはトリートメントの際に使える。

まとめ

再利用可能なアメニティを導入することは、長期的なコスト削減と環境保護に寄与します。適切な手入れを行うことで、アメニティの寿命を延ばし、ゲストにも高品質なサービスを提供することができます。

この記事を参考にして、貴施設に最適な再利用可能なアメニティの導入を検討してみてください。

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