DCアメニティが独自に実施した年間1~2回旅館を利用する一般ゲスト対象のアンケート(2025年6月実施)から明らかになったのは、「フェイスタオル」が旅の記憶を彩る重要なアイテムだということ。
本記事では、旅館オーナー・購買担当者様向けに、今注目すべき“お持ち帰り可タオル”の可能性についてご紹介します。リネンサプライとの料金比較やメリット・デメリット、ゲストの本音を知ることで、アメニティ選定の価値を見直してみませんか?
【データで読み解く】ゲストの“タオルお持ち帰り”への認識
旅館宿泊の際、タオルの持ち帰りについてゲストの認識を知るため「一部旅館にあるフェイスタオルが持ち帰れることを知ってますか?」また、「今までにフェイスタオルを持ち帰ったことがありますか?」という質問をWebアンケートで取りました。
半数のゲストがタオルを持ち帰ったことがない&持ち帰りできると知らない


「旅館のタオルは持ち帰っていいの?」
この疑問に対して、約半数の宿泊者が「知らなかった」と回答しており、また半数が今まで持ち帰ったことがないという結果に。
- 持ち帰っていいか分からないから置いて帰る(38.8%)
- 持ち帰ったことはない(44.2%)
この「分からないから持ち帰らない層」の多く(80%以上)は、年1〜2回しか宿泊しないライトユーザー。つまり、説明がなければ“持ち帰り機会を逃している”のです。

確かに、アメニティ持ち帰りというと「暗黙の了解」というイメージがあり、あまり積極的に行うものではないと感じている人が多いかもしれません。
持ち帰る派の判断基準は「案内表示」!

持ち帰る派・持ち帰ったことがあるゲストによる旅館フェイスタオルの「持ち帰り可・不可」の判断基準は以下のような結果となりました。
- 備え付けのメッセージや案内表示(例:持ち帰りOKと書かれている) 46.7%
- 袋に入っているかどうか 21.2%
- タオルの質感・見た目(新品であるかなど)15.8%
- 他の宿泊施設での経験から何となく 15.8%
最も多かった「備え付けのメッセージや案内表示」以外は経験がものをいう判断となります。持ち帰りを促したい場合は一言でも記載や案内があると良いでしょう。
持ち帰り可を明記したDCアメニティオリジナルフェイスタオル

「館内のタオルはどれを持ち帰っていいかどうか分からない」というゲストの声が多い中、フェイスタオルのみ「持ち帰り可能」を明記することで、持ち帰り不可のリネンとの差別化につながりトラブル防止に。
アメニティの再利用を呼び掛けるオリジナルロゴ入りでSDG’sへの取り組みにも繋がります。
タオルは一般的なサイズに乾きやすく使い勝手の良いコットン100%、180匁仕様です。
フェイスタオル、結局持ち帰りたい?いらない?
持ち帰ったことがある人、ない人の割合は半々であることが先のアンケートで判明しましたが、持ち帰らない人はどのように考えているでしょうか?こちらも「持ち帰りがOKと明示されていたら、フェイスタオルを持ち帰りたいと思いますか?」というアンケートで本音を調査してみました!
【90%以上が希望】「持ち帰れるならタオルは欲しい!」という本音

タオルが持ち帰れることを事前に知っていた場合、90.9%の人が「持ち帰りたい」と回答。
しかもタオルに対する印象は以下の通りです:
- 「使い勝手が良いので嬉しい」(43.6%)
- 「記念になるので嬉しい」(41.2%)
時と場合を含め、持ち帰りたいと答えた人が9割以上!旅館フェイスタオルについての所感についてもアンケートをとったところ、半数近くが便利、思い出に残るなどの理由で「嬉しい」との高評価を得られるアメニティということがわかりました。
旅館のフェイスタオルは「薄手で吸水性がよく、絞りやすいため握力の弱い高齢者にも使いやすい」と評価され、掃除用や家族用、ペット用など多用途で活用されています。
タオル=旅の思い出+実用性の高い日用品として高評価を得ています。

市販ではなかなか手に入らない薄手素材のフェイスタオルなので重宝している、という声も!何かしらの用途には使えるものですし、もったいないという気持ちもあり、筆者も持ち帰り可能なタオルであればいつもいただいて帰ります。
【あり?なし?】有料フェイスタオルやレンタルタオルへの本音
持ち帰りタオル需要があるとはいえ、現在フェイスタオルも含めレンタルリネン業者に任せているという施設も多くあるかと思います。
無料提供のタオル以外の手段として大きく分かれるのが、
- お持ち帰り可能な「有料タオル(または使い捨てタオル)」
- 回収・洗濯前提の「レンタル(リネン)タオル」
この2つの方式に対し、実際の宿泊者はどんな印象を持っているのでしょうか?
有料販売“わざわざ買いたいとは思わない…?”本音と現実

アンケートでは、「有料タオル」に対しては次のような本音が寄せられました。

旅行先で荷物が増えるのは困るので、基本は買わない。必要であれば購入も検討するけど、できれば無料がいい。

品質に問題なく、施設名やご当地キャラクターなどの記念になりそうなオリジナルデザイン入りであれば嬉しい気持ちで持って帰る
つまり、旅館においては有料販売=避けたい、けれど品質が良く記念にもなれば歓迎という心理が見て取れます。旅館以外(温泉施設やジムなど)で必要な場合は普通に購入するという意見も多く、手ぶらで来館できるメリットもあるため施設によっては有料販売の需要もあるようです。

外湯めぐりや観光地の足湯を利用する際、宿で低価格の新品のフェイスタオルが販売されているととっても助かりますよね!DCアメニティでは名入れタオルの製作も承っておりますのでぜひご検討を。
レンタルタオル(リネンサプライ利用)には不満も?
一方で、レンタルタオル(洗濯再利用されるもの)には、次のような不満の声も挙がっています。

匂いに敏感なのでレンタルリネンの匂いが気になることがある。我慢して使っているが特に顔に使うタオルは新品の方が気持ちよく使えるので少し残念に思う。

タオルについては特段重視しているわけではないのでレンタルでもなんでもいいが、やはり持ち帰って再利用したときは宿泊体験のことをすぐ思い出せるのでレンタルよりは記憶に残るんじゃないかと思う。
衛生面・おもてなし面で、レンタルタオルのみだとがっかりされるケースも少なくありません。
使い捨てタオル(お持ち帰り) vs レンタルタオル(リネン)比較表
有料販売やレンタルタオルに対しマイナス意見を持つゲストが少なからずいることがアンケートから分かりました。かといって使い捨てタオルを無償提供ってちょっとコストが高くなってしまうんじゃ・・・という方に、フェイスタオルに置ける使い捨てとレンタルリネンのメリット&デメリットを比較してみました。
項目 | 使い捨てタオル(お持ち帰り) | リネンサプライ |
---|---|---|
1枚あたりの費用目安 | ◎約41〜60円(DCアメニティ販売税抜単価) | 〇約45〜60円(契約内容による) |
使用後 | お客様が持ち帰り or 廃棄 | 回収・洗濯・再配送(業者任せ) |
衛生面 | ◎100%新品・個包装対応可で異物混入リスク減 | △再利用なので業者依存。匂いや異物混入リスクも |
エコ・SDGs対応 | 持ち帰ってもらう場合は〇 廃棄が発生する場合は× | 〇再利用可能。だが輸送・洗浄には資源がかかる |
人件費負担 | ◎補充・案内は必要(軽微) | △回収・管理などで手間が増える |
トラブル | ◎「持ち帰りOK」表示で混乱防止 | △紛失・破損時の対応や確認作業あり |
旅館の印象 | ◎「おもてなし」「記念になる」 | △「業務的」になりやすい |
デザイン対応 | ◎ロゴやご当地柄で差別化可能 | △基本無地・業者の既製品が多い |
販売・グッズ展開 | ◎販売用に転用可能(物販) | ×物販不可・あくまで貸出物 |

使い捨てタオルは思った以上にコストが低くメリットも大きいと、近年リピート購入いただける施設様がかなり増えてきました。主に顔に使用したり汗拭き用に首から下げることが多いフェイスタオルは衛生的な使い捨て、その他バスタオルなどは経済的なレンタルと分けている施設がほとんどです。
持ち帰り可を明記したDCアメニティオリジナルフェイスタオル

「館内のタオルはどれを持ち帰っていいかどうか分からない」というゲストの声が多い中、フェイスタオルのみ「持ち帰り可能」を明記することで、持ち帰り不可のリネンとの差別化につながりトラブル防止に。
アメニティの再利用を呼び掛けるオリジナルロゴ入りでSDG’sへの取り組みにも繋がります。
タオルは一般的なサイズに乾きやすく使い勝手の良いコットン100%、180匁仕様です。
「無料で持ち帰りOK」が理想のカタチ

意外と導入コストが低い使い捨てタオル。実際に導入するにあたってどんなタオルを仕入れたらいいでしょうか?旅館において理想のタオル&提供方法をアンケートで意見を募りました。
宿泊者にとっての理想形は、以下のようなタオルです:
- 無料 or プランに含まれるフェイスタオル
- シンプルで使いやすい品質
- ロゴやデザインに旅館らしさがある
- 「お持ち帰りOK」の表示が明確
つまり、【販売よりも、持ち帰りOKのサービス(記念となるようなお土産品)として自然に提供される】ことが、満足度・口コミ・再訪意欲につながっているのです。
旅館のタオルを「お持ち帰り専用品」として提供する場合、下記の3つがカギとなります。
① 【品質】実用性と心地よさのバランス
温泉に何度も入るゲストも多い旅館などの宿泊施設においては乾きやすさと丈夫さを兼ね備えた使い勝手の良いフェイスタオルが求められます。品質において意識したい特徴は下記3点。
- 肌触りが良い薄手
- 吸水性が高く乾きやすい
- 何度洗ってもヘタりにくい素材感
② 【デザイン】記念性と“さりげなさ”を両立
せっかくの旅館宿泊という贅沢な体験において、思い出に残るようなオリジナルプリントのフェイスタオルでおもてなしができると、より好印象を残すことが出来ます。デザインにおいて意識したい特徴は下記3点。
- ロゴや旅館名がワンポイント
- ご当地イラストやゆるキャラ入り
- 旅行後でも日常使いしやすいシンプルさ(掃除用への使いまわしは断然無地白がおすすめ)
③ 【案内】「持ち帰ってOK!」をしっかり伝える
使い捨てタオルはできればあまり廃棄したくないですよね。また、レンタルのバスタオルや使い捨てアメニティ以外の貸し出し備品などを持ち帰られると大変困ります。備品と区別するため、また持ち帰り再利用を促す為に「お持ち帰りOK」を明示した案内やメッセージをつけましょう。
- タオルに直接「持ち帰りOK」マーク
- 客室の案内やポップでの明記
- 持ち帰り用の袋や封入りパッケージも効果的
“お持ち帰りタオル”は旅館の価値を高める販促アイテム
アンケートからフェイスタオルの持ち帰りについてゲストは以下のように考えていることが分かりました。
✅ 半数の宿泊者が持ち帰れることを知らずに帰っている
✅ でも9割以上が「持ち帰りたい」と考えている
旅館のアメニティは、ゲストの満足度を左右する大きな要素です。
また、アメニティは「使われるもの」から「旅館の魅力を伝える体験ツール」へ。
ぜひ“持ち帰りたくなるタオル”と気の利いたアメニティで、ゲストの記憶に残るおもてなしを実現してください。
DCアメニティオリジナル「お持ち帰りタオル」

「館内のタオルはどれを持ち帰っていいかどうか分からない」というゲストの声が多い中、フェイスタオルのみ「持ち帰り可能」を明記することで、持ち帰り不可のリネンとの差別化につながりトラブル防止に。
アメニティの再利用を呼び掛けるオリジナルロゴ入りでSDG’sへの取り組みにも繋がります。
タオルは一般的なサイズに乾きやすく使い勝手の良いコットン100%、180匁仕様です。
名入れのオリジナルタオルをご検討の方は、こちらよりご質問やお見積もり依頼もお気軽にどうぞ!
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