コラム

【宿泊施設必見】おもてなし力を高めながらコスト削減!アメニティセットでインバウンド対策も万全に

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日本を訪れる外国人観光客が年々増加する中、ホテルや旅館などの宿泊施設にとって「おもてなし」の在り方が問われる時代になりました。特にアメニティは、宿泊体験の印象を大きく左右する重要なポイントです。

本記事では、宿泊者の満足度を向上しながら、無駄なコスト削減も叶う「お持ち帰りアメニティセット」の導入についてご紹介します。さらに、インバウンドゲストへの対応力向上トラブル防止策としても有効な理由も解説します。

この記事を書いた人
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DCアメニティ

ホテルや旅館向けの各種アメニティ・ノベルティ・備品などを販売する、アメニティ商品専門通販サイト「DCアメニティ」です。当社は、従業員様の指揮向上、お客様の満足度アップの為「消費者への利用意思確認」「軽量化や代替素材への切り替え」「商品やサービスに見合ったサイズでの提供」を軸に環境に配慮した製品を提供することで、SDGsへ協力していきます。また、働く従業員様の負担減少という課題にも取り組んでいます。

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インバウンドゲストに対する具体的な戦略とは

ホテルや旅館などの宿泊施設がインバウンド客を効果的に取り込んで回すためには、「効率&利便性」「安心性」を両立させつつ、日本らしさを上手に演出することがカギになります。以下に具体的な戦略アイディアをまとめます。

多言語対応の最適化(やさしい英語+翻訳ツール)

現状日本には様々な国から観光客が集まってきています。多言語が話せるスタッフが在籍していなくても、最低限のご案内は可能ですが簡単な英会話は必要不可欠です。どの国のゲストでも分かりやすいようにやさしい英語を活用しましょう。

やさしい英語(Easy English)とは・・・難しい単語や文法を避けて、シンプルで明快な表現にする英語のこと。英語を母語としない人にも理解されやすい表現を使います。

(例)❌ “No available.” → ⭕ “We have no rooms.”

   ❌“Would you mind filling out this form? “→⭕ “Please fill in this form.”

また、発音が分かり辛く感じたり英語で説明が難しいイレギュラー時などは翻訳アプリを適宜活用し、お互い母語で確実に伝えあうこともおすすめです。下記に具体的なアイディアをリストアップしました。

  • 英語を中心に、チェックイン端末・案内板・客室の注意書きなどを多言語化(中国語・韓国語含む)
  • ゲストとスタッフのどちらも使える翻訳アプリやタブレットをフロントなどに常備(使用可能であることも案内しておく)
  • よくある質問(Q&A)を事前に一覧化し、掲示やデジタル表示で対応

OTA・Google口コミ対策(写真とレビュー重視)

日本旅行へのイメージが湧きづらいインバウンドゲストへは視覚的にアピールすることがとても重要です。撮影した写真はそのまま使用することはせず、より魅力的に感じられるよう編集を行いましょう。また、施設写真だけではなく周辺観光地や街の様子(神社・寺・公園・ショッピング街)も撮影し掲載しておくと雰囲気が掴みやすく、安心感を与えます。

  • Booking.com、Expedia、Agoda、Google Mapsに最新情報と写真を掲載
  • 写真は「客室」「バスルーム」「朝食」「ロビー」など清潔感が伝わるものをプロに撮影~編集依頼
  • 宿泊後はサンクスメールに口コミ投稿のお願いを記載する
ゆういちさん
ゆういちさん

施設や周辺観光以外にもスタッフの笑顔のあるカットがあると安心感UP!施設までの道のりを写真で説明するのもおすすめです。

日本らしさを感じさせる簡単な演出

モダンな都市型のホテルであっても、和を感じられるおもてなし要素が少しでもあればSNSで拡散してもらえたりレビューを投稿してもらえたりと、口コミ評価につながりやすいです。下記にアイディア例をまとめました。

  • ロビーや客室内にちょっとした和風装飾(折り鶴、竹、桜など)
  • 伝統文化の体験ワークショップや簡単なDIYキットのお土産付きのプランの設定
  • アメニティに日本製オーガニックや和風デザインのものを導入(お持ち帰り用に◎)

和柄バッグ入りのお持ち帰りアメニティセット(専用案内POPオプション付き)

人気の定番宿泊アメニティをセットに!

受注後、弊社にて袋詰め作業を行いますのでアメニティの検品やセット作成の手間が軽減するうえ、設置も簡単になります。

専用POPは3か国語での表記入りですので、外国人観光客の方への配慮にも。インバウンドゲストの備品・アメニティ持ち帰り対策にもおすすめです。

キャッシュレスとWi-Fi完備

欧米・中国・韓国など多くの国では「カード or スマホ決済」が常識です。フロントでの両替サービスの負担も増えてしまいます。売り上げを少しでも伸ばすためにも全館キャッシュレス&フリーWifi提供にするのがおすすめです。

  • クレジットカード・QRコード決済(Alipay、WeChatPay、PayPayなど)宿泊費だけでなく、レストランや売店などでも対応は必須
  • 館内Wi-Fiはパスワード不要・安定接続・英語表示で簡単に使えるようにする
ゆういちさん
ゆういちさん

導入がまだの小規模施設においてはリーダー不要なコード決済を採用したり、Wifiは無料のSSIDはひとつに統一し、パスワード式にするなどもおすすめです。

荷物対応とチェックイン・アウトの柔軟性

人気観光地の場合は有料でも早めのチェックインや預かりサービス、配送サービスを利用したい層が多いようです。フロント周辺の混雑防止のためチェックイン方法や、荷物預かりについてどのようなサービスがあるか、予約時のメールや公式ホームページなどで事前に案内しておきましょう。

  • 早めのチェックイン/レイトチェックアウトプランや、荷物預かりサービスを明確に告知
  • 空港配送サービスの案内ができると便利(訪日客はスーツケースが大きい)
  • オンラインチェックインや多言語対応のセルフチェックイン機の導入

海外ゲストと国内ゲスト、満足度向上にはそれぞれ対応を変える必要も

海外ゲストと国内ゲストでは文化的背景・期待・習慣が異なるため、顧客満足度を最大化するにはある程度「対応を変える必要」があります。ただし、それは「差別する」という意味ではなく、それぞれに合った配慮を加えることが“おもてなし”の本質です。

言語と情報提供の仕方

日本人であれば知っている前提でも文化の違いがある訪日外国人においては説明が必要なシーンも多くあります。意図通りのおもてなしをお届けするため、またトラブル防止のため、多言語対応やピクトグラムを活用するなどでしっかりご案内しましょう。

例:

  • 海外ゲストには「大浴場の使い方」「館内スリッパの履き替え」などを図解つきで説明。
  • 国内ゲストには「夕食の時間変更」など具体的な要望を中心に丁寧に聞き取り。

インバウンドゲストの多い宿泊施設に設定すべき主なルールと注意点

項目内容・ルール補足・理由
騒音禁止時間の設定夜22時~朝7時は静かにする欧米などは夜中の会話が普通な国もあり、トラブルになりやすい
室内での土足禁止旅館や土足禁止のスペースがある場合靴を脱ぐよう明記土足文化の国では分からないことが多い
浴衣・館内着の用途説明外出不可・部屋or館内専用と記載外で着てしまう外国人も多く、持ち帰りトラブルなどの誤解を避けるために
喫煙ルールの明確化全館禁煙 or 指定場所のみ喫煙可を明記(酷い場合は清掃費を請求する旨も記載)特に中国系ゲストなどは室内喫煙がトラブルになりがち
備品の持ち出し禁止持ち帰り不可のものを明記タオル・リモコンなどを持ち帰るケースあり
共有スペースの使い方キッチンやランドリーの使い方を掲示マナー違反や占拠などを防ぐために明文化が有効
ゴミの分別方法図やイラスト付きで分かりやすく表示日本のゴミルールは複雑でトラブルが起こりやすい
チェックアウト時間厳守時間と手順を明記、超過時の料金も記載時間感覚に違いがあり、遅れるケースが多い
禁止行為の明示ペット持ち込み、飲酒制限、寝室での調理など「何が禁止か」を明確にすると防げる誤行動が多い
トラブル時の連絡先案内英語・多言語で緊急連絡先を部屋に掲示安心感を与え、問題が大きくなるのを防げる

騒音トラブルには耳栓の提供を!

使い捨てとは思えないクオリティのソフト耳栓で、騒音対策にバッチリです。ゆっくり膨らみ、軽くて柔らかいウレタン素材を使用しておりますので、しなやかなフィット感と遮音性(SNR-value:35dB )にも優れています。

また、海外のGTSという製品テスト機関でも合格している品質の信頼性も高い商品となっております。

アメニティ・備品のニーズ

訪日外国人と日本人のアメニティや備品のニーズの傾向を調査し違いを簡単にまとめました。

項目国内ゲスト(日本人)インバウンドゲスト(外国人)
歯ブラシ・カミソリ必須とされる必須ではない国もある(長期旅行者は持参することが多い)
浴衣・スリッパ使用に慣れている、好まれる
スリッパは素足で使いやすい使い捨てタイプが喜ばれる
慣れていない・戸惑うことがある(特に浴衣)
ヘアドライヤー使用率高め使用率高め。風量がパワフルなものが好まれる(特に欧米の女性)
シャンプー・コンディショナー髪質に合ったものを好むため持参するゲストも多い品質や香りへのこだわりはあるが、持参は少ない
電源・変換プラグ問題なしコンセントの形状や電圧に注意が必要、変換プラグの貸出ニーズあり
ウォシュレット標準的に期待される興味を持つが使い方がわからない人も多い
Wi-Fiビジネスホテルにおいては必須どのような形態の宿泊施設においても非常に重要視される(無料・高速を希望)
お茶セット馴染みがあり好まれる興味を示すこともあるが、コーヒーを希望する人も多い
スキンケアセットショートステイの場合持参しない場合もあるので施設内にあると喜ばれるアジア系女性は持参する率が高いが日本製のスキンケアアメニティは喜ばれることが多い
セキュリティボックスあまり使用しない貴重品管理の意識が高く、利用希望が多い
  • 海外ゲスト:日本製の歯ブラシ・浴衣・スキンケア用品に感動する人が多い。持ち帰り用としても喜ばれるが、どれが持ち帰り可でどれが不可かの境界が分からない外国人が多いため、持ち帰りトラブル防止のためにもしっかりと説明することが必要
  • 国内ゲスト:アメニティには慣れているため、清潔さ・機能性を重視する傾向。一般的なビジネスホテルにおいては最低限のアメニティを客室設置+必要な物だけセルフで取るアメニティバイキングにするのがおすすめ。
ゆういちさん
ゆういちさん

持ち帰り可能なことが明記されているアメニティセットは、持ち帰りトラブル対策となる上におもてなし感もばっちり。インバウンド向けには「使い方説明書(英語など)」の設置も有効(例:ウォシュレット、浴衣、スリッパの使い方)です。

食事の配慮

海外ゲスト、国内ゲストのどちらも利用がある場合は以下の点に注意し食事のメニューを考案しましょう。ビュッフェスタイルの場合はメニュー名のPOPに使用食材を表記したり、特別対応が必要な場合は事前予約必須と明記しておくことも大切です。

  • 海外ゲスト:宗教や健康志向による制限(ベジタリアン、ハラール、グルテンフリー)への注意が必要。食事の説明も英語などで対応。
  • 国内ゲスト:味や見た目にこだわる人が多く、「地元食材」「季節感」「量・質のバランス」が評価に直結。

観光サポート・周辺案内

観光や周辺情報についてよく聞かれる質問がある場合は、マップやチラシにまとめておくと分かりやすく、説明の手間も省けます。外国人観光客向けと国内旅行者向けに二種類あるといいでしょう。

  • 海外ゲスト:近くの観光地、ATM、コンビニ、交通機関の案内があると高評価。地図やアクセス案内は簡潔かつ多言語で。
  • 国内ゲスト:観光目的より出張や用事が多い場合も。Wi-Fiやワーケーション対応が重視される。
ゆういちさん
ゆういちさん

分けるべきは「配慮の観点」サービスの質は平等に!ですね。

インバウンドゲストに最適なお持ち帰りアメニティセットとは?

おもてなしや持ち帰りトラブル防止の観点からインバウンドゲストへは特に「アメニティセット」でのお渡しがおすすめです。日本の高品質なアメニティセレクトとお持ち帰り可能な和柄パッケージに、英語・中国語表記の専用POPオプション付き。

当社が提供するアメニティセットは、主に以下のような内容が袋に入ったコンパクトなセットです。

  • ハブラシ
  • シャンプー・コンディショナー・ボディーソープセット(パウチ)
  • オーガニック化粧品セットクレンジング・洗顔料・化粧水・乳液(パウチ)
  • コットン・綿棒・ヘアゴム
  • フェイスタオル(個包装)

和柄バッグ入りのお持ち帰りアメニティセット(専用案内POPオプション付き)

人気の定番宿泊アメニティをセットに!

受注後、弊社にて袋詰め作業を行いますのでアメニティの検品やセット作成の手間が軽減するうえ、設置も簡単になります。

専用POPは3か国語での表記入りですので、外国人観光客の方への配慮にも。インバウンドゲストの備品・アメニティ持ち帰り対策にもおすすめです。

顧客満足度を向上させるポイント

インバウンドゲストのみならず、日本人の国内旅行者にも喜ばれることが多いアメニティセット。DCアメニティのアメニティセットはどれもゲストや施設の声を参考に商品化したすべてがイチオシのセットです。

旅行中に「ちょうど欲しかった」が詰まったセット

宿泊先でスキンケア用品を忘れたゲストは多く、特に海外からのお客様には日本製のオーガニック化粧品は非常に高評価。必要なものがすべて揃っているこのセットは「気が利いている」と感じてもらえるポイントになります。

清潔感&安心感

すべて個包装なので衛生面にも安心感があり、感染症対策が重視される今だからこそ、清潔感のあるパッケージは重要な差別化要素です。

コスト削減にもつながる理由

実はアメニティセットはとってもエコでコストカットにも繋がるんです。インバウンドの利用客が多く忙しい施設にこそぜひ導入検討いただきたい理由を以下にまとめました。

必要な人にだけ提供 → 持ち帰り推奨で廃棄ロス削減

部屋に常設ではなく、意思確認を行ったうえで「希望者にフロントで渡す方式」にすることで使用されないアメニティの廃棄を大幅に削減できます。プラスチック新法にも適応可能!

また、持ち帰りいただけることをオプションの専用POPで明記しておりますので、ゲストへのお土産にもなり廃棄ロスや廃棄コストの削減にも。

セット販売で調達コストも削減

個別購入よりもまとめて発注・セット化されている分、単価を抑えられコスパ良好。すでにDCアメニティにて手作業で検品とセット組をしているので、届いたらそのまますぐに渡せて人件費削減にも。業務効率もアップします。

トラブル防止にも一役

オプションで追加できる専用POPには、「これら以外のアメニティは一切持ち帰りが出来ないこと」を明記しておりますので、持ち帰りトラブル防止対策にも。

  • 持ち帰られては困る備品(バスタオルやコップ、館内着など)との差別化が可能です。
  • 「異物が混入していた」などのトラブルが起こりにくいようスキンケアアメニティ等はしっかりとロット管理がされております。
  • すべてのアメニティが個包装なので、未使用かどうかが一目で判断でき、クレーム防止にも

まとめ

いかがだったでしょうか?「お持ち帰りアメニティセット」は、インバウンドゲストを多く集客する宿泊施設にぴったりのアメニティであり、導入することで以下のようなメリットがあります。

  • 顧客満足度の向上(特にインバウンド)
  • コスト・廃棄ロスの削減
  • 業務効率の向上
  • トラブル予防

インバウンド需要により宿泊施設が乱立、宿泊業界の競争が激化する今、“おもてなし”と“効率化”を両立できるこのセットの導入は、一歩先のサービス戦略として非常に有効です。

和柄バッグ入りのお持ち帰りアメニティセット(専用案内POPオプション付き)

人気の定番宿泊アメニティをセットに!

受注後、弊社にて袋詰め作業を行いますのでアメニティの検品やセット作成の手間が軽減するうえ、設置も簡単になります。

専用POPは3か国語での表記入りですので、外国人観光客の方への配慮にも。インバウンドゲストの備品・アメニティ持ち帰り対策にもおすすめです。

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