当社DCアメニティでは、アメニティの持ち帰りに関するゲストの声を把握するために、宿泊施設利用者を対象にアンケート調査を行いました。
今回は、合計300名の方に「アメニティを持ち帰る際に思うこと、改善点、要望など」を回答いただくようお願いしました。なお、このアンケートではアメニティ自体への意見ではなく、「持ち帰る際」に関する意見に限定指定しました。
利用者は「持って帰って良いか」が本当にわからない

アンケート調査の結果、なんと驚くべき事がわかりました。なんと、「アメニティを持ち帰って良いかの明記が欲しい」という要望が半数近くの回答者から寄せられたのです。
以下、アンケートの一部を抜粋します。
- この商品はお持ち帰りいただいても結構です。の表示があれば、気兼ねなくいただけるのでは
- どれを持ち帰って良いかハッキリわかるようにしてほしいです
- 1~2回分を置いてあるので、気兼ねなく持ち帰れる印象ですが、備品を持ち帰る人がいると聞いたことがあるので、宿泊施設としては不本意だと思いますが、持ち帰って良いものとそうでない物がはっきり分かるようにした方が良いと思います。
- 明らかに「使い切り」の持ち帰って良い物か考えてから持ち帰る。非常識な持ち帰りを防ぐ為に、持ち帰りOKな物はまとめて置いておくと良いではないでしょうか
- 持ち帰っても問題ないことをしっかり書いていて欲しい
- 最近あまり持ち帰りはあまりしないでほしいと言う意味合いのコメントを書いているホテルがあるので持ち帰りの際は少し気が引けます。
- 持ち帰っていいのかな?と疑問に思うことがあるので、持ち帰ってOKなどと表記してあるとうれしいです。
- アメニティを持ち帰るのは恥ずかしいと思う人もいるんですが、自分は恥ずかしいことじゃないと思ってます。もちろん持ってはいけないものを持ち帰ったらだめですが、シャンプーやお茶ぐらいなら大丈夫かと思いますね。ホテル側はチェックインしたときに、アメニティの持ち帰るルールについて、ちゃんと説明するのもいいかもしれません。
- 御自由にお持ち帰りください、などとひと言書かれていると良いです。以前泊まったホテルではどうぞお持ち帰りくださいとカードかなにかが添えてあり、持ち帰り用にかんたんな巾着がついていました。持ち帰るとなんだかあつかましいような気がする時があるのですが、ひと言あるとうれしいです。
- 安心して持ち帰ることができるので確実に「持ち帰っていいもの」であることを明記してほしい。
- 持ち帰る際に、本当に持ち帰って良いものなのか迷う時がある。持ち帰っても良いとはっきり明記されているとストレスなく持ち帰れる
- 本当に持ち帰って良いのか悩むこともあるので、持ち帰って良いものにはわかりやすく記載があると嬉しいなと思います。また、持ち帰る際になにか袋など入れ物があるとより嬉しいなとも思います。
- 迷惑をかけてまで無理に持ち帰りたいわけでもないので、「●●、●●、●●は、お持ち帰りOKです」との表示がどこか(室内壁、出入口扉裏、案内ファイル等で可)に掲示されていたら助かります。
- 持って帰って良いものはお茶、アメニティ等をリストにして書いておいてもらい、「その他の持ち出しは禁止します。万が一数が合わない時は然るべき処置をとらせていただきます」などの強い言葉で牽制して欲しいです。
- フェイスタオルなどは、持ち帰っていい宿と持ち帰りNGの宿両方経験したことがあるので、持ち帰っていい物とダメな物が明確に分かっていればいいなと思います。
- 持ち帰り可能な商品をリストに載せておいてほしい
などなど、このような意見が本当に多数見受けられました。
これは、改善できるリアルなユーザーボイスと受け取れると同時に、まったく宿泊業界に「持ち帰って良いかの明記をする」という文化が根付いていないという事とも言えます。
アメニティは持ち帰っても良い、という事は世間的には認知されており、それを配慮している施設もあるようですが、ほとんどの施設ではその点に配慮していないというのが現実ということが伺えます。
アンケート結果から見えたゲストの本当の声
アンケート調査は、ゲストの利便性向上と満足度向上のために、アメニティの持ち帰りに関するニーズや要望を把握することが目的でした。アメニティは、宿泊施設で提供されるゲストの快適な滞在をサポートする重要な要素です。しかし、今回のアンケートにより、アメニティの持ち帰りに関しては、ゲストと宿泊施設側の間で課題や懸念点が存在することが浮き彫りになりました。
「お持ち帰りOK明記」は、無作為の対象者にとったアンケートで、実に5割程度の回答を得たものですので、確実に需要のあるサービスだと言えます。アメニティ提供者は利用者の満足度向上の為にも、その点意識してみるのはよいのではないでしょうか。
アメニティの「お持ち帰りOK明記」のメリット・デメリット
では、お持ち帰りできる事を明記する事によって起こるメリット・デメリットを考えていきたいと思います。
運営者のメリット

運営者のメリット・デメリットは以下の通りです。
1.ゲストの満足度高向上と宣伝
アメニティをお持ち帰りいただく事で、利用者に得をした気分にさせることができます。これは施設の評価向上が期待できます。また、そのアメニティに施設の名前などを別途追記しておく事で、思い出の提供並びに、持続的な宣伝効果も期待できます。
当社のアメニティの名入れサービスについては、リンクからご確認ください。
2.エコ対策に
アメニティをチェックアウト後も使用していただく事で、問題視されるアメニティの使い捨て文化を軽減するエコ対策にも繋げる事ができ、社会に貢献する事ができます。
3.持ち帰られては困るものとの差別化
持ち帰り可能なアメニティを明記しておくことで、施設の貸し出しアメニティや備品を間違って持ち帰られることを防ぎます。特にリネン備品と使い捨ての区別がつきにくいタオルは差別化しておきたいですね。
4.ゴミ処理の削減
大量のアメニティは産業廃棄物に分けられるところもありますので、提供したアメニティを持ち帰ってもらうことにより、使用済みのアメニティゴミ処理の負担を軽減する事ができます。
5.小さなマーケティング
例えば、お持ち帰り可能全アメニティの中で、明らかに持ち帰り率の低いものは、ゲストが不満を抱えているものかもしれず、提供アメニティ自身に根本的な原因があるかもしれません。逆にいうと、持ち帰りが頻繁に行われているようなのであれば、継続してそのアメニティを提供し続けても問題ないという指針にも繋がります。
運営者のデメリット
運営者にとってのデメリットとしては、「コスト高」「デザイン性の低下」などが上げられますね。
ゲストのメリット

ゲストのメリットは以下の通りです。(デメリットはないと思いますので、記載を省きます)
1.思い出
施設のアメニティを持ち帰る事により、利用施設の事を思い出すと同時に、その時の滞在期間の心境を思い出すきっかけにすることができます。
2.罪悪感の喪失
アメニティは持ち帰っても良い、という世間的には認知されていますが、どうしても「許可なく持ち帰っている」という罪悪感が生まれてしまいます。お持ち帰りOKを明記することで、罪悪感がなくなり、気持ちよくお持ち帰りいただく事ができます。
3.再利用
普通に日常生活で使う時、アメニティの置いてない可能性のある宿泊施設を利用する時、自宅に友人などを招待する時、そんな場合には、持ち帰ったアメニティを利用する事もできますね。
その他の要望(持ち帰りアメニティのパッケージ、ミニ袋・セット化)

また、上記のアンケート結果では、お持ち帰りOKの明記以外にも、「持ち帰りのアメニティがパッケージ化やミニ袋・セット化されていると持ち帰りやすい」という回答も少なからなずありました。
- 持ち帰り用に、ミニ袋が用意されていると嬉しい
- 持ち帰りミニ袋やポーチもほしいです。
- 持ち帰る際に、専用の持ち帰り袋が用意されていると助かります。
- アメニティーセットとしてコンパクトにパッケージされていると便利だ。
- 持ち帰り用の巾着袋がほしい
- 持ち帰りやすく小さな袋など用意していただけたら嬉しい。
- 巾着袋があると嬉しいです。
パッケージ化のメリット・デメリット
持ち帰りアメニティのパッケージ化をする事での運営者のメリットは、設置やお渡しが楽になる事です。パッケージ化することで、アメニティの管理や補充の手間が軽減するうえ、利用者に手渡しする際も簡単になります。
ただし、必要ではない分まで提供している可能性もありますので、コスト高になる可能性があります。
「お持ち帰りOK」明記のアメニティ商品
当社は、以上のアンケートの結果をもとに、アメニティの持ち帰りOKと表記した商品開発を行なっており、名入れプリントや別注印刷を通じて専用アメニティを作成することができます。別注印刷では、注文者が自由に文字を考え、デザイン配置することが可能です。
※なお、可変エリア・内容に制限がある商品もございますので、ご了承願います。
ミニポップ(既製品)

既製品では「こちらのアメニティは全てご自由にお持ち帰り頂けます。」と必要最低限の事だけ記載されているものが3種類あります。別注品と比べると情報発信力は少なめですが、既製品でも十分お客様に声を届ける事ができると考えております。
枚数 | 単価 | 合計(税込) | 納期 | サイズ | カラー | 紙質 |
---|---|---|---|---|---|---|
100枚 | @104.0円 | 11,440円 | 2週間 程度 |
A5 | 片面 フルカラー |
マットコート 135kg |
200枚 | @53.0円 | 11,660円 | ||||
300枚 | @36.0円 | 11,880円 | ||||
500枚 | @22.4円 | 12,320円 | ||||
1,000枚 | @12.2円 | 13,420円 | ||||
1,500枚 | @8.8円 | 14,520円 | ||||
2,000枚 | @7.1円 | 15,620円 | ||||
2,500枚 | @6.1円 | 16,720円 | ||||
3,000枚 | @5.4円 | 17,820円 |
ミニポップ(別注品)

別注品には、タイプ毎にメリットが加わります。
Aタイプ-具体的なアメニティを指定できる
下記参照画像箇所[ X ]に具体的なアメニティ画像を掲載することで、より具体的に持ち帰って良いものをゲストに判断していただきやすようにし、持って帰って欲しくないものとの差別化ができます。
※素材写真の都合上、掲載できるのは当社のアメニティ商品に限ります。他社のアメニティ商品に関しては、ご支給いただいた場合でも掲載することはできません事、ご了承お願い致します。
Bタイプ-施設のロゴや名前を入れる
上記Aタイプに更に、下記参照画像箇所[ Y ]に、施設のロゴや名前を入れる事で、信頼感や愛着をいだいていただけるようになります。
Cタイプ-情報発信できる
上記Bタイプに更に、空いたスペースにQRコードや別注ならではメッセージの記載ができますので、お得な情報発信など、ゲストにアプローチできる場面を増やす事ができます。
なお、タイプ毎による値段変更はございません。
枚数 | 単価 | 合計(税込) | 納期 | サイズ | カラー | 紙質 |
---|---|---|---|---|---|---|
100枚 | @187.0円 | 20,570円 | 2週間 程度 |
A5 | 片面 フルカラー |
マットコート 135kg |
200枚 | @94.5円 | 20,790円 | ||||
300枚 | @63.3円 | 20,900円 | ||||
500枚 | @38.8円 | 21,340円 | ||||
1,000枚 | @20.3円 | 22,330円 | ||||
1,500枚 | @14.1円 | 23,320円 | ||||
2,000枚 | @11.1円 | 24,310円 | ||||
2,500枚 | @9.2円 | 25,300円 | ||||
3,000枚 | @8.0円 | 26,290円 |
ミニポップ(別注品)注文方法の手順
ミニポップ(別注品)の注文方法は以下の通りになります。ご注文前に一読お願い致します。
1.タイプと枚数を決める



注文前に、上記画像を参考に、デザインタイプと枚数をお決めください。各特徴に関してはこちらからご確認ください。



そのままカートに入れて精算お願い致します。
※こちらの商品は、他の商品と合算して精算できますが、納期と発送に関しては別扱いとなります。
※別注注文の際は、以下のフォーム投稿も必須になりますので、精算後記載内容のフォーム投稿お願い致します。
2.必要事項の入力(下準備)
各タイプに応じて、必要となる支給データが変わりますので、事前にご確認よろしくお願い致します。
[ X ] 対象となるアメニティ(対象:Aタイプ・Bタイプ・Cタイプ購入者)

対象となるアメニティをお教えください。お手数ですが、当サイトより該当アイテムページを探し、該当URLをご確認ください。

※素材写真の都合上、掲載できるのは当社のアメニティ商品に限ります。他社のアメニティ商品に関しては、ご支給いただいた場合でも掲載することはできません事、ご了承お願い致します。
[ Y ] 文字列またはロゴ(対象:Bタイプ・Cタイプ購入者)

掲載文字列をお教えください。掲載するものがロゴの場合はご支給願います。
[ Z ] QRコードまたは文字列(対象:Cタイプ購入者)

QRコードを掲載される場合は、リンク先のURL(QRコードではありません。QRコードは弊社で生成致します。)を、文字列を記載されたい場合はそちらをお教えください。
2.必要事項の入力
必要事項の入力は別フォームよりの投稿になります。別注注文の場合は必須になりますので、タイプに関わらず入力にご協力お願い致します。
3.校正連絡
受注が完了いたしましたら、記載の内容を元にデザインを作成し、メール校正にてデザインの確認をさせていただきます。
4.納品
デザイン決定しだい、印刷作業に入ります。別注商品に関しては、同時注文をいただいた商品とは別送になり、2週間程度でご指定の場所へ郵送させていただきます。
アメニティセット-巾着(別注名入れ)


名入れ印刷をする事で、オリジナルのメッセージを記載する事ができます。
また、指定のアメニティを同梱するオリジナルアメニティセットの作成も可能です。
お持ち帰りOK明記ステッカー(既製品)

現在商品制作中。
お持ち帰りOK明記ステッカー(別注)

現在商品制作中。
こちらも、わかりやすく具体的な写真を添付することで、何が持ち帰り可能かを明確にすることができ、施設備品を間違えての持ち帰る事などを防止する事に役立ちます。ただし、写真の添付に関しては弊社取扱販売アメニティのみになります。
アメニティセット-ポーチ(既製品)

以前に弊社がとった「ホテル・旅館・宿泊施設などに宿泊した際に、必ず持ち帰るアメニティがありましたら教えてください。」(アンケート掲載ブログ)というアンケートを元に集計した結果、お持ち帰り率上位トップ5に入っている「ハブラシ・シャンプー/ソープ類・タオル(2種)」の4点をセット化しました。
まとめ
アメニティの持ち帰りに関するアンケート調査結果から明らかになった重要なポイントをまとめます。
調査結果によれば、ゲストの半数近くがアメニティを「持ち帰って良いかの明記」を希望していることがわかりました。この結果は、アメニティの持ち帰りに関してゲストと施設運営者の間に課題や懸念が存在することを示しており、アメニティの「お持ち帰りOK明記」は、ゲストの満足度向上や宣伝効果、エコ対策、ゴミ処理の削減など、運営者にとっても多くのメリットがあります。また、ゲストにとっては思い出や再利用の面でメリットがあります。
さらに、アンケート結果からは、アメニティの持ち帰りがしやすいようにパッケージ化やミニ袋・セット化することも要望されていることがわかりました。その結果を踏まえて、当社では「アメニティの持ち帰りOK」と明記した商品開発を行っており、名入れや別注印刷によるその施設毎に対応するオリジナリティアメニティを提供しています。ぜひ一度ご利用ご検討くださいませ。

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