パチンコ店研修担当が語る！カウンターに用意すべき耳栓の特徴とは

パチンコ店の騒音は90デシベルであり、工場・怒鳴り声と同レベルです。そのため、遊戯台の爆音に耐えられず退店してしまうお客さまがいらっしゃいます。また、騒音が原因で難聴のリスクも。

以上を防止し、お客さまに快適にご遊戯していただくために、カウンターには耳栓を用意しておくことでお客様の満足度をより高めることが可能です。また、備品としてパチンコ玉やメダル、ハンドソープなどに加えて耳栓は用意しておく必要があります。

今回は実際にアミューズメント施設で働いている方に耳栓アメニティの必要性と、効果的な配り方や、仕入れの際、選び方のポイントなどをインタビューした結果をまとめて記事にいたしました。

パチンコ店やゲームセンターなどを経営されている方やスタッフとして勤務されている方はぜひ参考にしてください。

パチンコ店研修担当が語る「耳栓」

パチンコ店は遊戯台の影響で、店内のどの場所にいても爆音です。スタッフは片耳にインカムをつけているため音が軽減しますが、お客さまは爆音のなかに数時間いらっしゃいます。

お客さまのなかには半日以上ご遊戯を楽しむ方もいらっしゃるため、遊戯台の爆音が気になる方もいらっしゃるでしょう。

また、パチンコ店の備品であるパチンコ玉やメダル、ハンドソープなどに加えて耳栓は用意しておきたいものです。

新人アルバイトさんにトレーニングを行い、お客さまに丁寧な接客行っていたパチンコ店社員さんの実体験を元に、耳栓の効果から選び方まで紹介します。

間違った騒音対策をしているお客様にはお声がけを

パチンコ玉を耳栓代わりにつけるお客さまを見かけることがありますが、とても危険です。耳栓代わりにパチンコ玉を耳に入れると、不衛生で中耳炎になるリスクや、耳に詰まって取れなくなる可能性もあります。

そのため、スタッフは耳栓代わりにパチンコ玉を利用しているお客さまにはお声がけを行い、カウンター内で販売している耳栓をおすすめしていました。

耳栓はパチンコ玉と比べて遮音性が高く、つけ心地がよいため、お客さまが快適にご遊戯を行えます。

お客さまがカウンターでタバコや飲み物と交換する際に、耳栓をおすすめしてもよいでしょう。タバコや飲み物を交換するお客様は、まだご遊戯を続けることが多いため、このタイミングでお声がけすることで耳栓をつけていただき、引き続き集中していただけることができます。

お客さまの快適なご遊戯空間を提供するためにも、耳栓の用意を怠らないようにしましょう。

パチンコ店の騒音は90デシベル

パチンコ店の騒音は90デシベルです。騒音とデシベルの目安は以下を確認してください。

以上のように、環境省や全国環境研究協議会騒音小委員会がまとめたデータを参考にすると、パチンコ店の騒音レベルは、工場や怒鳴り声と同じことがわかります。

90デシベルの環境では会話を続けることは難しく、肉体的にもストレスが溜まります。

工場の音や怒鳴り声を半日以上聞き続けるのは非常に不快であるため、耳栓で対策をしなければご遊戯を早々に切り上げるお客さまもいらっしゃるでしょう。

パチンコ店内の騒音が原因で退店されないように、お客さまには、耳栓をおすすめしましょう。

また、騒音による難聴や障害リスクも考えられるため、対策が必要です。

パチンコ店に耳栓が必要である2つの理由

パチンコ店に耳栓が必要である理由を紹介します。

パチンコ店を利用するお客さまが耳栓を使うことで、以下の2つの効果が期待できます。

パチンコ店に入店すると必ず騒音性難聴になるわけではありませんが、耳栓をすることでリスク回避となります。

メリット1：パチンコ店の爆音を軽減できる

耳栓はパチンコ台の爆音を軽減できます。台に音量調整機能がついていることも多いですが、自分が音量を下げても隣近所のユーザーが音量を下げてくれず騒音環境に長くいることで無意識にストレスも溜まってしまいがちです。

耳栓は耳に蓋をするため、パチンコ台・スロット台など遊戯台からの爆音を軽減できるでしょう。

また、耳栓はパチンコ店だけでなく、いびきや生活音などの騒音対策も行えます。騒音対策ができるため、睡眠時にも活用できるでしょう。

また、入浴時や水泳を行う際に耳栓を利用している方も多いため、幅広く使えるアイテムです。

メリット2：お客様の騒音性難聴を防止できる

耳栓はお客さまの騒音性難聴を防止できます。騒音性難聴とは、騒音の環境に長時間いることで発生する難聴です。

ダメージを受けるのは内耳の有毛細胞で、個人差がありますが、両耳が同程度の難聴となる場合が多いでしょう。騒音性難聴は、難聴だけでなく耳鳴りも併発します。また、言葉の識別ができなくなることもあるため、生活をするうえで不便を感じるでしょう。

パチンコ店に入店すると必ずしも難聴になるわけではありませんが、耳栓を使用すると騒音性難聴のリスク回避となります。

騒音性難聴の治療法はステロイドですが、ダメージを受けた内耳の有毛細胞を完全に元に戻すことはできません。そのため、耳栓を利用して内耳のダメージを防ぐことが重要です。

POPを作成し、騒音性難聴と耳栓の関係性をお客さまにお伝えしてもよいでしょう。

パチンコ店で販売する耳栓の選び方

パチンコ店で販売する耳栓の選び方を紹介します。耳栓のタイプには以下4つのタイプがあります。

• フォーム（スポンジ）タイプ
• フランジタイプ
• シリコン粘土タイプ
• イヤホン（デジタル）タイプ

パチンコ店で扱う耳栓は、フォーム（スポンジ）タイプが多いでしょう。こちらでは、フォーム（スポンジ）タイプの耳栓の選び方を紹介します。

選び方のポイント1：遮音性

耳栓は遮音性があるものがおすすめです。

遮音性はNRR値（騒音減退指数）で表記され、値が高くなると遮音性も高くなります。90デシベルのパチンコ店用に耳栓を選ぶ際はNRR値が高いものを選びましょう。

耳栓を使った場合、以下の計算式で騒音レベルが下がります。

たとえば、30NRRの耳栓をパチンコ店で使った場合は以下の計算式になります。

90デシベルー30NRR＝60デシベル

以上のように計算を行い、適した耳栓を選びましょう。

選び方のポイント2：快適性

耳栓は快適性があるものがおすすめです。

遮音性が高い耳栓であっても、快適なものでなければ長時間つけられません。そのため、耳にしっかりフィットして長時間つけても不快にならない耳栓を選びましょう。

シリコン粘土タイプの耳栓は快適につけられる反面、遮音性が低いことが特徴です。対してフォーム（スポンジ）タイプは、快適さと遮音性を兼ね備えています。

パチンコ店で販売する場合は、遮音性や快適性など、バランスがよい耳栓を選びましょう。

選び方のポイント3：サイズ・つけ心地

耳栓はサイズが幅広く、つけ心地がよいものがおすすめです。

耳栓のサイズが大きすぎる場合は耳に入らず、小さすぎる場合は耳から落ちてしまいます。

サイズは遮音性・快適性にも繋がるため、多くの方がピッタリだと感じるサイズ、柔らかさのものを用意しましょう。

普通サイズのほかに、大きめ・小さめなどを用意するなどの対応を行うことで、多くのお客さまにご利用いただけます。

まとめ：お客さまのために耳栓を用意しましょう

パチンコ店に耳栓をおすすめする理由を紹介しました。

パチンコ店の騒音レベルは90デシベルと非常に高く、騒音が理由で難聴になる場合があります。確実に難聴になるわけではありませんが、騒音が気になり、退店してしまうお客さまもいらっしゃるかもしれません。

より快適に集中して長く遊んでいただくためにも耳栓アメニティを用意しましょう。

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当店の扱う耳栓は、使い捨てとは思えないクオリティの高い耳栓です。つけ心地はよく、お客さまが快適にご遊戯ができるでしょう。

また、ひとつひとつ個包装になっているため、衛生的です。

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